1954-08-21 第19回国会 参議院 農林委員会 閉会後第8号
黄変米の問題につきましては、先頃来各方面で議論されておりまして、十一万トンの黄変米のストツクの一掃を図るために、新らしく二・五%の基準をこしらえて配給しようとしたところが、国民殆んど総体として配給の中止を要望している。
黄変米の問題につきましては、先頃来各方面で議論されておりまして、十一万トンの黄変米のストツクの一掃を図るために、新らしく二・五%の基準をこしらえて配給しようとしたところが、国民殆んど総体として配給の中止を要望している。
併し一面から申しますと、電気事業の今日計算を是正して、結局生きて行く途を図るために適当な値上げが必要であるということも、これ又国民殆んど是認しておられる問題であります。その程度如何というより、その基く道理が正しいか正しくないかということが世論の一番根抵に横たわつておる問題かと信ぜられます。その点において私も同様であります。